- 2014年度採択課題
- 技術開発個別課題
マクロとミクロをつなぐマルチモーダル機能マッピング技術の開発
代表者
大木 研一
国立大学法人 東京大学
大学院医学系研究科
教授
革新脳の前半5年では、fMRI, DTI, ECoG等によるマクロレベルでのマーモセット脳の構造と機能の網羅的解析が実施されますが、後半の5年のミクロレベルでの機能解析との間には大きなギャップがあります。このギャップを埋めるため、段階的にマクロとミクロの機能解析をつなぐ機能マッピング技術を開発します。特に視覚関連領野において、マカクサルと同様の機能的構造があるかを検証し、霊長類の視覚系の一般的なモデルとしてマーモセットが使えるか検証します。これにより、fMRI等によるマクロの網羅的機能解析から得られた知見と、2光子カルシウムイメージング等によるミクロの機能解析から得られる知見を統合します。