- 臨床研究グループ(2014~2018年度)
- 臨床研究総括チーム
精神・神経疾患患者および健常者の脳画像等データリソース統合にもとづく中核拠点霊長類回路マップと疾患研究チーム患者回路情報の連結
代表者
笠井 清登
国立大学法人 東京大学
医学部附属病院
教授
精神疾患チームでは、統合失調症、自閉スペクトラム症、うつ病、双極性障害などの精神疾患の病態解明を目指して、(1)疾患患者の脳画像・生理認知行動データを用いて病態関連神経回路を同定する、(2)ヒ卜・霊長類で共通に計測出来るトランスレータブル脳指標を精神疾患解明目的に特化して開発する、(3)精神疾患モデルマーモセットを作出したうえで、病態神経回路に相当するマーモセット神経回路を同定し、神経回路解析・操作を通じて、神経回路と行動異常の因果関係を示す、(4)トランスレータブル脳指標を、神経回路にもとづく精神疾患の再分類、診断・治療法開発に役立つバイオマーカー(「神経回路マーカー」)として確立する、ことを目的とします。