革新脳 国際脳
合同シンポジウム
神経回路の可視化による脳の理解と
精神・神経疾患の病態解明を繋ぐ
技術革新とデータベース国際化の先に見えてきたゲームチェンジャー
開催概要Event outline
革新脳・国際脳合同シンポジウム
神経回路の可視化による脳の理解と精神・神経疾患の病態解明を繋ぐ
― 技術革新とデータベース国際化の先に見えてきたゲームチェンジャー ―
日時 | 2022年6月25日(土)9:30~16:15 |
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形式 | ハイブリッド開催 会場での講演をライブ配信/オンライン視聴(参加費無料・要参加登録) |
使用言語 | 日本語 |
共催 | 理化学研究所 脳神経科学研究センター 自然科学研究機構 生理学研究所 |
協賛 | 日本医療研究開発機構(AMED) |
「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト(革新脳)」、「戦略的国際脳科学研究推進プログラム(国際脳)」は、日本医療研究開発機構(AMED)の運営により、脳とこころの健康に資する研究を精力的に推進して参りましたが、革新脳および国際脳ともに研究期間の終盤に入り、その成果も具体化しつつあります。
革新脳および国際脳のこれまでの研究成果を広く紹介し、ご意見をいただくとともに、脳科学研究の将来展望を議論する機会として、本シンポジウムを企画いたしました。多くの方のご参加をお待ちしております。
プログラムProgram schedule
- 9:30
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開会の辞 | 文部科学省9:30 - 9:35
- 9:35
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Session1
日本と世界の脳研究を繋ぐ9:35 - 10:25
座長 大塚 稔久 山梨大学 岡部 繁男 東京大学 9:35 - 9:50 木村 實 玉川大学 9:50 - 10:05 岡野 栄之 理化学研究所 10:05 - 10:15 銅谷 賢治 沖縄科学技術大学院大学 10:15 - 10:25
- 10:25
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Session2
動物の脳研究と人の脳研究を繋ぐ10:25 - 11:25
座長 渡辺 雅彦 北海道大学 基調講演 下條 信輔 カリフォルニア工科大学 10:25 - 10:50 下郡 智美 理化学研究所 10:50 - 11:02 南部 篤 生理学研究所 11:02 - 11:13 林 拓也 理化学研究所 11:13 - 11:25
- 11:25
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休憩11:25 - 11:35
- 11:35
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Session3
脳の基礎研究と脳の臨床研究を繋ぐ11:35 - 12:35
座長 神庭 重信 九州大学 基調講演 中込 和幸 国立精神・神経医療研究センター 11:35 - 12:00 佐々木 えりか 実験動物中央研究所 12:00 - 12:12 髙橋 良輔 京都大学 12:12 - 12:23 笠井 清登 東京大学 12:23 - 12:35
- 12:35
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休憩12:35 - 13:40
- 13:40
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Session4
脳情報データベースと次世代AIを繋ぐ13:40 - 14:40
座長 松田 哲也 玉川大学 基調講演 池谷 裕二 東京大学 13:40 - 14:05 大木 研一 東京大学 14:05 - 14:17 川人 光男 国際電気通信基礎技術研究所 14:17 - 14:28 合原 一幸 東京大学 14:28 - 14:40
- 14:40
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休憩14:40 - 14:55
- 14:55
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Session5
神経回路の理解を精神・神経疾患の克服にどう繋いでいくか
[パネルディスカッション]14:55 - 16:10モデレーター 岡部 繁男 東京大学 木村 實 玉川大学 パネリスト 伊佐 正 京都大学 大隅 典子 東北大学 影山 龍一郎 理化学研究所 高坂 新一 国立精神・神経医療研究センター 中込 和幸 国立精神・神経医療研究センター 宮園 浩平 理化学研究所/東京大学
- 16:10
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閉会の辞 | 三島 良直AMED 理事長16:10 - 16:15
プログラム委員会 委員長 花川 隆 京都大学/国立精神・神経医療研究センター 委員 岡部 繁男 東京大学 木村 實 玉川大学 松田 哲也 玉川大学 大塚 稔久 山梨大学 渡辺 雅彦 北海道大学 神庭 重信 九州大学 小池 進介 東京大学 南部 篤 自然科学研究機構生理学研究所 林(高木)朗子 理化学研究所 樋口 真人 量子科学技術研究開発機構 髙橋 良輔 京都大学 加藤 忠史 順天堂大学 大木 研一 東京大学 渡部文子 東京慈恵会医科大学 伊佐 正 京都大学 合原 一幸 東京大学 定藤 規弘 自然科学研究機構生理学研究所
登壇者紹介Speakers
1986年 東京大学医学部医学科卒業
1988年 東京大学医学部解剖学教室助手
1993年 米国国立保健研究所(NIH)客員研究員
1996年 通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所 主任研究官
1999年 東京医科歯科大学 医学部解剖学教室 教授
2007年 東京大学大学院医学系研究科 神経細胞生物学分野 教授
現在に至る
1978年4月 東京大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)
1978年5月 自治医科大学医学部第一生理学講座助手
1982年~1983年 米国NIMH Visiting Fellow, Lab Neurophysiol
1992年1月 大阪大学健康体育部教授
2000年~2010年 京都府立医科大学教授第二生理学、大学院医学研究科
2010年~2017年 玉川大学脳科学研究所所長・教授
2001年 日本神経科学学会時実賞受賞
慶應義塾大学医学部助手、大阪大学蛋白質研究所助手、米国ジョンズホプキンス大学医学部研究員、東京大学医科学研究所助手、筑波大学基礎医学系教授、大阪大学医学部教授を経て2001年より慶應義塾大学医学部教授(現職)。医学研究科委員長、医学部長などを歴任。国際幹細胞学会(ISSCR)理事(2012~2017年)。専門は分子神経生物学、幹細胞生物学、再生医学。医学博士。2022年より日本再生医療学会・理事長および日本神経化学会・理事長。2009年紫綬褒章受章、2014年ベルツ賞、2020年第18回高峰記念・第一三共賞、2021年上原賞受賞。
閉じる1961年東京生まれ。東京大学卒、博士(工学)。東大工学部助手から1991年にサンディエゴに移りソーク研究所などで脳科学を学ぶ。1994年から京都のATR研究所にて自ら行動を学習するロボットの開発と、脳の学習のしくみの研究を行う。2004年に沖縄に渡り沖縄科学技術大学院大学 (OIST) 先行研究代表研究者、2011年OIST開学とともに神経計算ユニット教授、副学長に就任。2008年Neural Networks誌共同編集長。2011年「予測と意思決定」、2016年「人工知能と脳科学」新学術領域代表。2007年学術振興会賞、塚原仲晃賞、2012年文部科学大臣表彰科学技術賞、2018年国際神経回路学会Donald O. Hebb賞、2019年日本神経回路学会学術賞、アジア太平洋神経回路学会卓越業績賞受賞。2019年Ironman Taiwan年代別2位入賞。
閉じるカリフォルニア工科大学 生物・生物工学部教授。東京大学文学部心理学科卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院修了、Ph.D.。科学技術振興機構ERATO潜在脳機能プロジェクトリーダーなどを歴任。専門は知覚心理学、視覚科学、認知神経科学で、視知覚、感覚間統合、情動と意思決定などをテーマに、Nature, Scienceなど専門学術誌に約180本の論文を公刊。日本神経科学会時実記念賞、日本認知科学会独創賞他、受賞多数。「サブリミナル・マインド」(中公新書)他、著書多数。朝日新聞ウェッブ『論座』(科学・環境欄)レギュラー執筆者。
閉じる博士号:千葉大学薬学部
ポスドク:シカゴ大学
ユニットリーダー:理化学研究所脳科学総合研究センター
チームリーダー:理化学研究所脳神経科学研究センター
1982 京都大学医学部卒
1982-1985 京都大学大学院博士課程医学研究科
1985-1989 京都大学医学部助手
1989-1991 New York University Medical Center, 博士研究員
1991-1995 生理学研究所助教授
1995-2000 東京都神経科学総合研究所副参事研究員
2002- 生理学研究所教授
1992年 京都大学医学部医学科卒
1993年 彦根市立病院内科医員勤務
1995年 東京都立神経病院神経内科・医員
2001年 京都大学大学院医学研究科博士課程卒
2003年 国立循環器病センター研究所放射線医学部・室長
2016年 理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター・チームリーダー
2018年 理化学研究所生命機能科学研究センター・チームリーダー(現在に至る)
2020年 京都大学大学院医学研究科・客員教授(現在に至る)
昭和59年3月 東京大学医学部卒業
昭和59年6月 東京大学医学部附属病院精神科研修医
昭和61年4月 同上 医員
昭和62年4月 帝京大学医学部附属病院精神神経科助手
平成3年4月 帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科助手
平成7年4月 東京大学医学部附属病院精神科助手
平成10年2月 帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科講師
平成11年7月 昭和大学医学部精神医学教室助教授
平成17年7月 鳥取大学医学部脳神経医科学講座精神行動医学分野教授
平成23年4月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 上級専門職
平成24年4月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 臨床研究支援部長
平成25年10月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 臨床研究推進部長
平成26年4月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター病院 副院長
平成27年4月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 副院長
平成27年12月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 所長
平成31年1月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 院長
令和3年4月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 理事長
1995年 筑波大学大学院博士課程農学研究科農林学専攻卒業
1995年 日本学術振興会特別研究員(PD)
1995年-1996年 新技術事業団特別研究員
1996年-2000年 カナダ ゲルフ大学 博士研究員
2001年-2003年 東京大学医科学研究所・リサーチアソシエイト
2003年-2010年 (財)実験動物中央研究所 研究員
2007年-2012年 慶應義塾大学ヒト代謝システム生物学研究センター准教授(兼任)
2010年-2013年 (公財)実験動物中央研究所 応用発生学研究部 部長
2013年-2018年 慶應義塾大学 先導研究センター特任教授(兼任)
2013年-2019年 (公財)実験動物中央研究所 応用発生学研究センター センター長
2014年- 独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター 客員主管研究員(兼任)
2019年- (公財)実験動物中央研究所 マーモセット医学生物学研究部 部長
2019年- Contract consultant, Marmoset genetics and reproductive biology core, National Institute of Neurological Disorders and Stroke, Consultant(兼任)
(現在に至る)
昭和58年3月: 京都大学医学部卒業。
平成11年7月-平成16年12月:理化学研究所・脳科学総合研究センター・運動系神経変性研究チーム・チームリーダー。
平成17年1月-現在:京都大学大学院医学研究科臨床神経学(脳神経内科)・教授
平成26年5月-平成30年5月:日本神経学会代表理事
平成26年9月:第37回日本神経科学大会・会長
平成30年7月:第12回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス大会(MDSJ)大会長
令和元年6月:世界パーキンソン病学会(WPC)2019・国内組織委員長
令和3年5月:第62回日本神経学会学術大会会長
1995年 東京大学医学部卒業
2000年 ハーバード大学精神科客員助手
2002年 東京大学医学部精神科助手、講師
2008年 現職
2017年 東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構、主任研究者
平成10年~平成18年 東京大学大学院薬学系研究科・助手
平成14年~平成17年 コロンビア大学生物科学講座・客員研究員
平成18年~平成19年 東京大学大学院薬学系研究科・講師
平成19年~平成26年 東京大学大学院薬学系研究科・准教授
平成25年~現在 脳情報通信融合研究センター 招聘研究員(併任)
平成26年~現在 東京大学大学院薬学系研究科・教授
令和3年~現在 東京大学Beyond AI研究推進機構 特任教授(併任)
1996年東京大学医学部医学科卒業・医師免許取得
2000年東京大学医学系研究科修了・博士号(医学)取得
2000-2002年東京大学医学系研究科・統合生理学・助手
2002-2008年ハーバード大学医学部・神経生物学・リサーチフェロー
2008-2010年ハーバード大学医学部・神経生物学・インストラクター
2010-2016年九州大学大学院医学研究院・分子生理学・教授
2016年-東京大学医学部医学系研究科・統合生理学・教授
2017年-東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構・主任研究員兼任
2020年-東京大学Beyond AI研究所・教授兼任
1976年東大理学部物理学科卒業。1981年阪大大学院博士課程修了。2003年よりATR脳情報研究所所長、2004年ATRフェロー、2010年よりATR脳情報通信総合研究所所長。
2016年より理化学研究所AIPセンター特任顧問、2018年より特別顧問。2018年6月よりAMED「戦略的国際脳科学研究推進プログラム 3-①脳科学とAI技術に基づく精神神経疾患の診断と治療技術開発とその応用」研究開発代表者などを兼任、現在に至る。専門は計算論的神経科学。科学技術庁長官賞、塚原賞、時実賞、朝日賞、APNNA賞、Gabor賞、大川賞、立石賞特別賞、C&C賞、令和4年日本学士院賞などを受賞。2013年紫綬褒章受章。日本学術会議会員。
1982年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。東京電機大学助教授、東京大学助教授などを経て、1998年 東京大学教授、2020年 東京大学特別教授/名誉教授。東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構副機構長、内閣府/JST合原ムーンショットプロジェクトマネージャー、理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP)特別顧問、科学技術振興機構・未来社会創造事業テーママネージャー等を兼務。
閉じる1985年3月 東京大学医学部医学科卒業
1989年3月 東京大学大学院医学系研究科生理学専攻 博士課単位取得済退学
1989年5月 東京大学 医学博士取得
1988年4月~1990年6月 スウェーデン国イェテボリ大学医学部生理学教室客員研究員
1989年4月~1993年4月 東京大学医学部付属脳研究施設助手
1993年5月~1995年3月 群馬大学医学部生理学第2講座講師
1995年4月~1995年12月 同助教授
1996年1月~2003年3月 岡崎国立共同研究機構生理学研究所教授
2004年4月~2015年9月 改組により大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所教授
2015年10月~ 京都大学大学院医学研究科 高次脳科学講座 神経生物学分野 教授
2017年4月~ 京都大学大学院医学研究科 脳機能総合研究センター長
2018年10月~ 京都大学ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi) 副拠点長
学歴:
昭和60年3月31日(1985)東京医科歯科大学歯学部 卒業
昭和60年4月1日(1985)東京医科歯科大学大学院・歯学研究科・博士課程入学
平成元年3月31日(1989)東京医科歯科大学大学院・歯学研究科・博士課程修了/歯学博士
職歴:
平成元年4月1日(1989)東京医科歯科大学顎口腔総合研究施設顎顔面発生機構研究部門助手
平成8年11月1日(1996)国立精神神経センター・神経研究所 室長
平成10年11月1日(1998)東北大学大学院医学系研究科・器官構築学分野 教授
平成14年4月1日(2002)同大学同研究科附属創生応用医学研究センター形態形成解析分野(現発生発達神経科学分野) 教授(現職)
平成18年11月6日(2006-2017)東北大学総長特別補佐(男女共同参画担当)
平成20年4月1日(2008-2010)東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー
平成22年4月1日(2010)附属創生応用医学研究センター・脳神経科学コアセンター長(〜現在)
平成27年4月1日(2015-2019)同大学同研究科附属創生応用医学研究センター長
平成30年4月1日(2018)同大学副学長、附属図書館長(〜現在)
受賞歴:
昭和60年 長尾賞(東京医科歯科大学歯学部卒業時)
平成4年 Hatton Travel Awards (70th IADR Meeting, 1992年)
平成18年 ナイスステップな研究者2006(2006年)
平成24年 TWAS Associate Fellow(2012年〜)
1997年〜2021年 京都大学ウイルス研究所 教授
2006年〜2010年 京都大学ウイルス研究所 所長
2013年〜2019年 京都大学物質-細胞統合システム拠点 副拠点長
2021年〜 理化学研究所脳神経科学研究センター センター長
1973年 慶應義塾大学医学部卒業
1977年 慶應義塾大学大学院医学研究科(生理学)修了
1977年 慶應義塾大学医学部生理学教室・助手
1979年 ミシガン大学精神保健研究所神経科学研究部・研究員
1982年 慶應義塾大学医学部生理学教室・専任講師
1985年 慶應義塾大学医学部生理学教室・助教授
1989年 国立精神・神経センター神経研究所代謝研究部・部長
2003年 国立精神・神経センター神経研究所・所長
2010〜14年 国立精神・神経医療研究センター・理事 (兼)
2015年 国立精神・神経医療研究センター神経研究所・名誉所長
2015年 日本医療研究開発機構(AMED)プログラムスーパーバイザー
昭和59年3月 東京大学医学部卒業
昭和59年6月 東京大学医学部附属病院精神科研修医
昭和61年4月 同上 医員
昭和62年4月 帝京大学医学部附属病院精神神経科助手
平成3年4月 帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科助手
平成7年4月 東京大学医学部附属病院精神科助手
平成10年2月 帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科講師
平成11年7月 昭和大学医学部精神医学教室助教授
平成17年7月 鳥取大学医学部脳神経医科学講座精神行動医学分野教授
平成23年4月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 上級専門職
平成24年4月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 臨床研究支援部長
平成25年10月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 臨床研究推進部長
平成26年4月 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター病院 副院長
平成27年4月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 副院長
平成27年12月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 所長
平成31年1月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 院長
令和3年4月 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 理事長
1981年 東京大学 医学部 卒業
1986年 スウェーデンウプサラ大学 ルードヴィヒ癌研究所研究員
1988年 東京大学医学部第三内科助手
1989年 医学博士(東京大学医学部)
1990年 スウェーデンウプサラ大学 ルードヴィヒ癌研究所研究員
1995年 財団法人癌研究会癌研究所生化学部部長
2000年 東京大学大学院医学系研究科分子病理学分野 教授(〜'22.3)
2011年 東京大学大学院医学系研究科長・医学部長 (〜’19.3)
2019年 東京大学理事・副学長(〜’21.3)
2021年 東京大学卓越教授(現在にいたる)
2022年 理化学研究所 理事(現在にいたる)
プロジェクト紹介About Projects
革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト
[革新脳]
革新脳(2014年度〜)は、革新的な技術開発により霊長類の脳の包括的なデータベースを構築し、ヒトの精神・神経疾患の病態解明に資することを目的としています。マーモセット脳の大規模な構造・機能データを活用し、基礎研究と臨床研究の密接な協力のもと、健常および疾患状態におけるヒトの脳の神経回路レベルでの理解に貢献します。
戦略的国際脳科学研究推進プログラム
[国際脳]
国際脳(2018年度〜)は、ヒトの認知、行動、社会性を神経回路レベルで理解し、精神・神経疾患の早期発見と早期介入を可能にすることを目標としています。健常から疾患状態に至る脳画像の包括的なデータベース構築、ヒトと非ヒト霊長類の脳の比較研究、多様な疾患を診断・予測するためのAIテクノロジーの開発を推進します。
関連イベントRelated Event
国際シンポジウム
International Symposium of Brain Projects,
Brain/MINDS and Brain/MINDS Beyond:
6月24日(金)には、革新脳・国際脳共催の国際シンポジウムを開催します。こちらも是非ご参加ください。 詳細は下記リンクよりご確認いただき、別途参加登録をお願いいたします。